落ち着いてよく考えもせず不便に感じる部屋を選んでしまったことにくよくよしている間もなく、いや、実際はくよくよしかしてませんが、ついに、ついに恐怖の英語で英語を勉強する日々がやってくるのです。
トロントへ来る前は、
語学学校で自分が冷や汗をかいて先生と他の生徒からの視線に耐えて英語を話そうとするイメージを思い描いては震えておりました。自分の英語力にそれほどまでに自信がなかったのです。
英文法に関してはある程度知識としては持っていましたが、相手の言っていることを聞き取れるか?理解できるか?そして適切な答えを返せるか?というところがやはり弱く、こんな語学力で英語圏の学校なぞ無謀すぎやしないか。。と、とにかく不安いっぱいでした。
また一方で、語学学校なんだから、語学ができない人のための学校なわけで、多少できなくても全然問題無いさ!と楽観的になったりもしました。要は情緒不安定だったわけです。
自分の通う学校はユニオン駅にとても近い、他の学校に比べると多少根の張る語学学校です。
初日はオリエンテーションで朝は早く、日の出前に家を出て学校まで歩いて行きました。
(家賃が予算オーバーだし歩いていける距離なので徒歩通学すると決意したのです)
学校の入っているビルというか建物にはホテルも入っており、その一室を借りてのオリエンテーションのようで、
すでに数人生徒が来ていて、ああ彼らがワタシの将来の友達か〜ってうずうずしながら、学校職員と思しき人達の言うことを聞いてパスポートや保険証を提出しました。不安に思っていたほど、聞き取れない!という自体にはならず安心。
全員が集まるまで席に座ってまったりしたり、隣の席の将来の友達候補とあいさつを交わしたり。
緊張というより、初海外で毎分毎秒刺激を受けながらすべて自分の選択・行動で一日が過ぎる日々を数日経験した自分にとって、毎日のやるべきことを持てたことに安心を感じていました。
やるべきことがないと、気持ちも不安で何をやればいいかわからず一日を無駄にしがちな自分には、学校で勉強するということはありがたいことでした。
さて、オリエンテーションでは、学校で一番偉い人のあいさつや、職員の紹介、学校のポリシー、スケジュールなどなど定番の説明が、もちろん英語でされました。聞き取れないことも多かったですが、スライドでの説明だったので、まあ、ぼんやりと理解できました。
半ばではアクティビティ的な感じで生徒同士が話せるゲームも行われたりして、和みました。ランチは近くのフードコートで生徒同士で買って食べたりしてなかなか楽しい感じを味わいました。やっていけそう、という自信もうまれました〜!
午後からも説明を受けたかな?
実は学校が始まったのは1/16からで、すでに1ヶ月近く経っているのです・・・なので初日の記憶が曖昧でございまして、大変申し訳ございません。
まあ、オリエンテーションは学校によって違いもありますし、そもそも学校行かない人には役立つ情報ではないと思われますので多少の違いはお許しいただければと思いますです。。
説明の他に、プレイスメントテストという、レベル分けのためのテストですね。これを学校へ移動してパソコンでスピーキングとライティング以外のテストを受けました。その後ホテルの会場に戻って、スピーキングとライティングのテスト。といっても、ライティングは数種類の中から好きなのを選んで書いてよい形式で、ライティングがまったくできないワタシにでも書けそうなテーマも用意されていましたので、なんとか書けました。
スピーキングも、テストと呼べるものじゃなくて学校職員と軽くおしゃべり、という様子でした。彼は最初からフレンドリーでとても聞き取りやすい英語だったので、こちらも緊張せずに拙いながらも英語を話すことができたと思えました。その時はね。
なかなか和やかな雰囲気で行われたオリエンテーションの最後に、日本人は残るように言われ、皆が帰っていく中、会場には自分を含め4人の女性が残りました。軽く自己紹介したり、説明でわからなかったところをお互い聞きあったりしているうちに、学校の日本人カウンセラーの女性が来ました。オリエンテーションでわからないところを質問させてくれるために残らされたようでした。他にも日本語で対応できる病院の紹介や日本人特有の心理についての説明などなど。ありがたいケアでした。
その日本人女性グループで途中の駅まで一緒に歩いて帰って、この際日本人でもいいから(失礼)友達になれればいいな、きっとなれる!と自信がついた日になりました。
オリエンテーションも想像したよりも恐怖はなく、プレイスメントテストも冷や汗書くことなくクリアできたので、杞憂に終わって本当に良かったです。
その帰り道、携帯電話に、あの「もっと部屋を見学してから連絡しなさい」と言って部屋をついぞ見せてくれなかった女性から連絡が入りました。
自分はもう部屋を決めてしまったし、彼女も新しい店子を入れたとの連絡だったので、なんだかよくわからない展開でしたが、なにか相談したいことがあれば連絡してね、わたしたちは友達って言ってくれたのでほっこりしました。
電話しながらテキトーに歩いていたので、気づいたら家と反対方向の見たこともないエリアにいて、トイレを我慢しながら家まで1時間以上かけて歩いて帰りました。
学校初日はそんな感じです!

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